ハイシティ清澄白河
ステーションプラザ

集合住宅

 軟弱地盤対応の超高性能免震
 超大型装置(1500φ)を地下駐輪場に配置



-特徴-
 地下鉄12号線の開通にあわせて清澄駅上部に建設される都市永住型分譲マンション。大地震に対する建物全体の安全確保、機能維持、資産保全を目的として地下1階駐輪場に超高性能の大型免震装置を配置しています。
 平面形状44m×35m、地下2階、地上14階建て。上部構造体にはRC造耐力壁や斜め柱等を導入し、総重量約 18,000t を直径1500φの免震装置12基で支持しています。軟弱地盤対策として基礎構造体には杭頭ピン接合を採用。工学的基盤(GL-41.5m)でVmax= 100cm/s、建物への入力地震動Vmax=100から161cm/s に対して完全無損傷設計を達成しています。


評定番号

BCJ-免359

評定年月

平成9年1月(1997年)

所在地

東京都江東区白河町1丁目3他

用途

店舗、共同住宅

階数

地上14階、地下2階、塔屋1階

延床面積

11,339.41m2

軒高

46.87m

上部構造

RC造(一部SRC造)

基礎構造

場所打ちコンクリート 拡底杭

設計者

株式会社イクサーブ建築設計、株式会社ダイナミックデザイン

施工者

株式会社 藤木工務店



-設計上の特徴-
 本建物は、直径1500φ(許容変形量90cm)の大型装置を採用し、最大速度Vmax=100から161cm/sの入力地震動に対して完全無損傷を達成しています。
 また、軟弱地盤における基礎構造体の耐震安全性の向上のために、杭頭ピン接合の場所打ちコンクリート拡底杭を開発・実用し、杭頭部に発生する応力を大幅に緩和しています。