■ダイナミックデザインの主張 |
<私たちの視点と主張>
● 耐震設計とは、地震に対する安全性を確保すること |
耐震設計は、法規定を満足することが目的ではなく、自然現象である地震に対して安全性を確保することが目的です。 |
● 震源域近傍の地震動は非常に厳しい |
従来我が国の建物は、大地震時の地震動として最大加速度300〜500ガル(cm/s2 ) 、最大地動速度=50カイン(cm/s)程度の強さを想定してきました。 |
● 地震動は、全ての構造物を区別なく襲う |
地震動は、構造物の種類や規模、用途や重要度に応じてその強さを加減してはくれません。構造物条件、設計者や建物所有者の意志には関わりなく、どの構造物にも等しく襲い掛かってきます。 |
● 「耐震設計目標=倒壊防止」は、お粗末 |
従来の耐震設計は、人命確保を目標として、大地震時の強い地震動に対しては「建物の倒壊防止」を設計目標としてきました。 |
● 在来構造での安全性確保は、不可能 |
上記の設計課題を達成するためには、建物各階に発生する地震時の応答加速度を200〜300ガル以下に抑制することが必須条件となります。 |
● 免震構造といえども、その安全性は設計次第 |
免震構造は、水平剛性の低い免震層を意図的に創り、ここに変形とエネルギーを集中させ、建物に投入された地震動エネルギーの全量を免震層(免震装置)で吸収することにより、上部構造体でのエネルギー吸収を不要とし、構造体を弾性領域に留めて損傷の発生を防止します。 |
● 免震建物に対する私たちの設計姿勢 |
現実の地震動の厳しさを直視し、建物の条件、免震構造の現状の保有技術と可能性、留意点を踏まえて、より広くより高い観点から最上の解決策を模索します。 |
<わたしたちの実践>
● 免震構造技術におけるこれまでの貢献 |
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● 100カイン無損傷設計の実力 |
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● 新たな課題の解決に挑戦しています |
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