■制震構造部材の基本思想
 ・

構造物に大きな減衰性能を与えるために構造物にダンパー(エネルギー吸収装置)を付加する制震構造が開発・実用化されてきました。
 ・

世界で始めて減衰定数h≧20%という本格的制震構造を実現した当社実力は、当初から高次元の思想を有しています。
 ・

即ち、柱・梁・壁・ブレースといった構造物の構成部材そのものが「ダンパー機能を内蔵する制震構造部材」であるべきというのが、ダイナミックデザインの基本思想です。
 
 ■制震構造部材の実用化
 ・ ダイナミックデザインの制震技術は当初から第二段階。
 ・ この基本思想を具現化するために、
「制震ビーム」  :鉛ダンパー内蔵梁
「制震ブレース」 :鉛ダンパー内蔵ブレースを開発。
「粘性制震壁」  :粘性流体内蔵減衰壁
「複合制震壁」  :粘性+履歴のハイブリッド制震壁と合わせて、
ダイナミックデザイン制震構造部材のラインアップが充実してきました。
 
装置外観
性能試験ループ

 ■パワフルな減衰力
 
  ・減衰力は単純な鉛コア!
  ・抵抗力調整はコア面積により自由自在
 
 ■経済性 抜群!
 
  ・梁やブレース自体がダンパー機能内蔵!
  ・大きな減衰力を低コストで供給!
 
 ■実用性 抜群!
 
  ・メンテナンスフリー!
  ・疲労なし!
  ・取り替え不要!
 
 
試験後の鉛コア部(1)
試験後の鉛コア部(2)

  ※鉛コア部は完璧な純せん断モードで変形している。