■理想の減衰は粘性減衰機構
構造物の動的振動を抑制する上で最も効果的な減衰機構は、粘性減衰です。

粘性減衰は、抵抗力が速度に比例しているため、構造物全体の抵抗力を引き上げることなく、応答加速度を滑らかに効果的に抑制することができます。

大きな粘性減衰力を、大振幅領域まで、高い信頼性で実現するという課題を、ダイナミックデザインが解決しました。
 

外観パース(制震タワー用)

性能試験ループ

 ■減衰装置:RVDは回転方式を採用
 
  ・回転方式 → ストロークは無限大
          → 流体間隙 = 一定不変
          → 高信頼性
 
 ■シンプルな機構
 
  ・粘性ダンパー部 : 内筒+粘性流体+外筒
  ・回転機構部   : ラックギア+ピニオンギア
 
 

RVDの詳細図

 ■抜群の地震応答性能
 
  ・免震用ダンパー → 適用例:免震建物設計性能
  ・制震用ダンパー → 適用例:制震構造タワー
 

    ※入力地震動は、兵庫県南部地震(1995)で観測された地震動としています

 

 ■製作・性能試験状況
 
試験体外観(1)
ラックギア
試験体外観(2)
粘性流体注入状況
試験状況(1)
試験状況(2)